当会のご紹介

私たち大宮おもちゃの病院は、1998年10月に埼玉県さいたま市(旧大宮市)を拠点に「壊れたおもちゃの修理」および「防犯ブザーの点検修理」を目的として設立したボランティアグループです。

当初は「大宮ふれあい福祉センター」1箇所のみの活動でしたが、会員の増加と周囲の要請に応えて活動拠点を徐々に増やしてきており、現在は市内6ヶ所の公民館などのほか近隣の日本トイザらス店舗内で月例のおもちゃの病院を開設しています。さらに行政や他の社会福祉活動グループの要請に応じて様々なイベントにも協力しています。

お子さんが大事にしていたおもちゃが壊れたからといって、安易に買い換えることは、資源を無駄にし環境破壊にもつながります。私たちは「壊れても直して使えるんだ!」ということをお子さんの目の前で確かめてもらい、蘇った時のお子さんや親御さんの感動と喜びの笑顔を励みとして活動しています。

私たちは、おもちゃの修理は単に壊れた物を直すことだけではないと考えます。時として初めて見るおもちゃを構造や動作の仕組みを探りながら故障箇所を探り当て、最終的に再生していく過程は大人でもわくわくするような楽しい時間です。私たちの活動を通じて、お子さんに物を大切にする気持ちとともに、科学への興味を自然に持っていただけたらと思います。

幼児や子供が触ったり舐めた時に思わぬ事故を招く恐れがあるため、突起部や鋭い角ができないように仕上げたり、あるいは成分が複雑な接着剤の使用を避けるなど、細心の注意をもって修理に当たるのはもちろんですが、これらに必要な判断力・技量を向上させるよう練習を重ねたり知恵を持ち寄ったりして切磋琢磨しています。

 

経験豊富なおもちゃドクターが材料費の実費以外は無料で修理します。また防犯ブザーの点検も行っています。まずはお近くの会場に遊びに来てみてください。お待ちしています。

なお、私たちのドクター仲間も年齢性別問わず随時募集しています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

大宮おもちゃの病院
代表 遠藤雅彦

連絡先


当会の活動にあたり、毎年 ボランティア活動保険 に加入しています。